UMIDIGI A3 不具合があるならばROMを焼こう!



ようやく技適も通り、キャリアでのSIM申し込みもできるようになったUMIDIGI A3
しかしAmazonのレビューでは散々な言われよう。


ここで、正しい?中華スマホの設定を紹介したいと思います。


まず、技適には通ってますが、あくまでグローバルモデルで日本仕様ではありません。OSはストックAndroidを使っており、メーカーのカスタムもありません。


日本のSIMを指したまま、もしくはAndroidを日本語環境でワイヤレスアップデートを行うとトラブルが起こる可能性が大です。

Band19のプラチナバンド対応ということで去年、注目を浴び始めて初めて中華スマホを手に入れた方が、キャリア並みのサポートを要求するのもわかります。(基本サポートは無いに等しい)

海外の方はUMIDIGIのフォーラムでお互いに情報交換して問題解決されてますが、なぜか日本人はほとんどいません。(中国人、韓国人はいるのに日本人はいないという英語サイトによくあるやつ)


ここからは中華(海外)スマホのアップデートの流儀となります。


中華スマホのアップデート方法ですが、PCを使ったROM焼きが鉄板です。

電源を切ったスマホ(日本のSIM、OSが日本語が関係なくなる)をPCに接続してフラッシュツールでROMを書き込むだけです。

まずはUMIDIGIのA3のROMのページを見ましょう。(ブックマークして定期的にのぞくことをお勧めします)

一番新しいバージョン(日本仕様はNのナンバリング)を開きます。



準備としてPCが必要です。
Windows10にはすでにmediatek(A3のSOC)のドライバーが入っています。それ以外のWindowsを使用の場合はVCOM driverをインストールしましょう。

A3の電源を切り、Windowsの[デバイスマネージャ]を開いてから、A3をUSBに接続します。
デバイスマネージャーにPreLoader USB VCOMポートが現れれば成功です。A3をPCから切断します。



.rarファイルを扱うので7zipという解凍ソフトをインストールしましょう。

SPFT: SP_Flash_Tool_v5.1904.rarをダウンロードします。

A3のROMもダウンロードします。 UMIDIGI_A3_N_V1.1_20190305.rar

2つのファイルを解凍します。

Flash Toolのファイルの中の「flash_tool.exe」を実行します。

 [ダウンロード]タブを選択し、ROMフォルダにあるMTxxxx_Android_scatter.txtファイルをロード(選択)します。MTxxxxは、お使いのデバイスのSoCタイプを表します。



ダウンロード専用モードで続けて、ユーザーデータを消去せずにシステムアップデートを実行します。
userdataパーティション(リストの最後のパーティション)をオフにしてから、Downloadボタンをクリックします。



電源を切ったA3をボタンを押さずにUSBに接続します。

成功すると次の画面が表示されます。



これでA3をPCから切断して電源を入れればクリーンな最新バージョンで使えるはずです。

以上、紹介したように格安中華スマホを正しく使うには手間がかかります。
その手間をお金で解決できるのがキャリア販売のスマホです。

スマホ以前にPCに詳しくないと扱いが難しいことを認識して購入を検討していただければと思います。

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